2011年02月04日

ドメーヌ・ド・ラ・セネシャリエール

9月16日、一番最初の訪問先は「ドメーヌ・ド・ラ・セネシャリエール」のマルク・ペノさん。

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朝8時にアンジェの町のホテルからバスに乗り向かいました。

空は、どんよりした曇り空でした。だんだん小雨が降りだしました。

ペノさんと言えば、醸造所の屋根に穴があいていて、トイレも無いんだよ・・って聞いていたので、そんな期待?を持って向かいました。

ワイナリーに着くとペノさんが大きく両手を振って出迎えて下さいました。

醸造所の屋根も修理されており、畑の脇にトイレ小屋が完成、それがなんと「おがくず」を掛ける「エコトイレ」でした。ペノさんらしいです(笑)。

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畑を見せていただきましたが、収穫前だと言うのにほとんどぶどうの房が残っていません。

よくよく尋ねてみると、通常このあたりでは1本のぶどう樹に約15房残すのですが、ペノさんは3房しか残さないそうです。

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1本の樹が吸い上げる養分の量は決まっているので、これほど収量を抑えたら、当然、凝縮したぶどうが育ちます。

なるほどです。

そう思えばペノさんのワインは安すぎです。

2年前、ワイナリーの経営が上手くいかず、もうワインが造れないかもしれないという状態だったのですが、支援して下さる方もあり、またペノさんのワインが復活しました。

彼にとってはお金よりも自分の思う美味しいワインを造ることしか興味がありません。

それだからこそ、この価格で、この美味しすぎるワインが出来るのです。

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ペノさんのワイナリーはロワール地方ナント地区にあります。

このあたりでは「ミュスカデ」というぶどうを使ってワインが造られ「ミュスカデ」や「ミュスカデ・ド・セーヴル・エ・メーヌ」といったAOC(原産地呼称)が与えられます。

このAOCを名乗れば知名度が高くなるのですが、彼のワインは全て「テーブルワイン」です。

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美味しすぎるのでいわゆるミュスカデらしくなく、周りのやっかみもあり、AOCが名乗れません。

というか、自分の思い通りのワインを造るのでAOC検査にも出したりしないのです。

ミュスカデの他に「グロ・プラン」=「フォル・ブランシュ」という品種も栽培しています。

一般的にこの品種は極めて酸が強く顔がゆがむほど酸っぱいので料理のレモン代わりになるほどです。

ところがペノさんが造れば顔がほころびます。

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なぜなら、酸はしっかりしているのですが果実味が凝縮しているからです。

昔このあたりは海だったので、海の香り、旨味も感じられめっちゃうまいです。

我々が訪問した日は収穫の真っ最中。

収穫は手摘みなので沢山の人手が必要です。

いろんな国から収穫の為に集まってきます。

日本人の女性もいらっしゃいました。

収穫はお祭りのようなもの、楽しく、テンションを上げて行います。

しばらくの間寝食をともにするので、恋が芽ばえ、結婚されるカップルもあるそうです♪

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ワインの試飲をして、スタッフの皆さんと一緒に昼食をいただき、とても楽しい時間を過ごしました。

自分の理想のワインのことしか頭にないペノさんのワインを存分に味わい、ますますペノさんのワインのファンになってしまった僕です。
   
                  武元 久一


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ドメーヌ・ド・ラ・セネシャリエール マルク・ペノさんのワインはこちら


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posted by まゆな at 15:31| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする