2011年02月10日

クロ・ラ・クータル

9月19日、南西地方カオール地区の「クロ・ラ・クータル」さんを訪問。

カオールのワインの生産量は、年間約4000hlでボルドーのサンテミリオンと同じくらいです。

19世紀末のフィロキセラ(ヨーロッパ中のぶどう畑を壊滅的にした害虫)以前は約40000hlあったのですが、山あいの畑は立ち直れなかったそうです。

カオールと言えば、マルベック(別名コット)という黒ぶどうを主体に造ります。

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昔のイメージでは、真っ黒なワインで、1800年代ロシア人が好んで飲んだそうです。

1971年にA.O.C.に認定されましたので最近のことです。

「クロ・ラ・クータル」のオーナーは6代目フィリップ・ベルネードさんです。

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こちらのワイナリーは1種類のワインしか生産しておらず、そのせいか?我々のグループでは初訪問です。

お互いに緊張していたせいか初めはちょっとこわそうな印象を受けました。

カオールワイン一筋で6代!なかなか6代も続くものではなく、こわそうな印象の中に、その守り続けたものを感じました。

先ず、畑の見学。畑は建物を中心にかたまっています。

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全部で65haで、80%のマルベックと20%のメルローが栽培されています。

収穫の前に葉っぱを予め落とします。そうすることで良いタイミングで一気に収穫ができるそうです。

その後、醸造所の見学をしました。複数の建物に渡って醸造設備、貯蔵設備がありました。

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そして、テイスティングルームヘ。立派なバーカウンターがあり、そこには1895年のパリのコンクールでメダルを獲得した賞状などがさりげなく誇らしげにかけてありました。

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こちらで昼食をごちそうになったのですが、食事の準備が遅かったのか「早く持って来ないと帰っちゃうぞ!」と携帯電話で奥さんに言っていたのが印象的で、精一杯のおもてなしを感じました。

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ワインは1種類だけなので、色んなヴィンテージのものを試飲しました。

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実は、2001年2002年2005年はとてもいい年だったので「グラン・クータル」というワインが造られたらしく、お宝のワインまで試飲させていただきました。

ワインの印象が強いのですが、こちらでは、何と売り上げの45%が「ソムリエナイフ」です。

フィリップさんは、アイデアマンでソムリエナイフで特許まで取ってしまいました。お土産にと色違いで2つのソムリエナイフをいただきました。

このツアーに行くまで知らなかったのですが「クロ・ラ・クータル」のラベルに描かれているのは、世界遺産の「ヴァランドレ橋」です。

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カオールと言えば、黒ワインと言われるほど濃いワインの印象で、一部の生産者はいまだにただ濃いだけのワインを生産しています。

ここでは、濃いさの中にもエレガントさがあり、ぶどうの美味しさを存分に感じていただけるワインです。いかがでしょうか?    武元 久一

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現地買い付けワインのお店「たけや」http://takeya.ocnk.net/


クロ・ラ・クータルさんのワインはこちら http://takeya.ocnk.net/product/294
posted by まゆな at 11:32| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする