2011年02月18日

ドメーヌ・ド・ラ・ヴィエイユ・ジュリアンヌ

9月23日、朝9時半頃「ドメーヌ・ド・ラ・ヴィエイユ・ジュリアンヌ」さんに到着。

このあたりは、コート・デュ・ローヌ地方南部、ローマ法皇庁がアヴィニョンに移された時の夏の離宮があった場所です。

「シャトー・ヌフ・デュ・パプ」というワインが造られます。

法皇の新しいお城という意味です。

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醸造所から道を挟んで向こう側が「シャトー・ヌフ・デュ・パプ」の区画。

醸造所側が「コート・デュ・ローヌ」の区画です。

敷地に入ってすぐ左に、19世紀後半にヨーロッパ中のぶどう樹を壊滅的にした「フィロキセラ」という害虫の被害を受けていない樹齢の110年以上のぶどう樹があります。

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南フランスの砂質土壌の畑にはこんな樹が多いそうです。

中に入って行くとオーナーのジャン=ポール・ドーマンさんがお出迎えしてくださいました。

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この時期は、収穫の真っ最中です。

一番いいタイミングで収穫したいと8月20日から畑に出っぱなしで目が離せません。

ぶどうのことを考えだすと夜もあまり眠れないそうです。

本当は、この時期は訪問を受け付けないのですが、我々は特別に受け入れてくださいました。

大変神経質になっていらっしゃり、家族ですら醸造所には入れません。

ましてや先代のお父様でさえです。

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それほど極限の緊張感の中でのワイン造りです。

こちらでは、ビオディナミで栽培を行います。

ぶどう樹は浮力で空(天)に、根は重力で下(土壌)に伸びます。

この二つが一体となって、ぶどう樹になります。

空(天)の部分は人間には管理できませんが、土壌は管理できます。

いかに根っこを下に伸ばし、1.5m下の岩盤に根っこを入れるか考えておられます。

そうすれば、天気の影響は受けません。

「ラ・マン・ヴェルト」緑の手という言葉があります。

その人が手入れをすると元気になるということだそうです。

ドーマンさんは、最初は信じておられなかったのですが、好きになれない苦手な畑があったので、その畑を一生懸命、心を入れてよく面倒をみられたそうです。

そうすると、その畑は復活し、良いぶどうができるようになったそうです。

それ以来、人間の意思は通じる、どうせやるんだったら信じて畑仕事をしようと思われました。

何もせずほったらかしでも、やり過ぎでもダメ。

調和が大切です。

やるべき時にしっかりやるという判断が重要。

訪問させていただいた日は、収穫をしないと判断された日だったそうです。

自然派の造り手には、二通りあります。

まず一つは「グラップ・アンチェール」といってぶどうを除梗せず房のままタンクに入れる方法です。

これを「自然派の自然派」といわれています。

ここでは、お父さんの代ではこの方法でした。

もう一つは、除梗する方法で、「自然派の本格派」といわれ、ドーマンさんはこれです。

そうすることによって、ガッシリとした飲んで喉が渇くようなワインとなります。

ドーマンさんは、そんなワインがお好きなようです。

畑の見学の後、ワインのテイスティングをさせていただきました。

お嬢さんのリリーちゃんがお手伝いしてくれました。

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アメリカ人が1000ドル支払っても欲しい「シャトー・ヌフ・デュ・パプ・レゼルヴ」などのお宝ワインを試飲させていただきました。

http://takeya.ocnk.net/product/280

一流のワインの風格を感じるワインでした。

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ワイナリー訪問はまだまだ続きます。次回もお楽しみに。  武元 久一



現地買い付けワインのお店「たけや」http://takeya.ocnk.net/


ドメーヌ・ド・ラ・ヴィエイユ・ジュリアンヌさんのワインはこちら

ヴァン・ド・ペイ http://takeya.ocnk.net/product/110

ラ・ピオッシュ http://takeya.ocnk.net/product/308

ル・セカトゥール http://takeya.ocnk.net/product/309
posted by まゆな at 17:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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